年末年始は仕事が忙しかったので、ブログ更新が2週間以上経ってしまった。


今読み始めた本は宿命(上)ワイス・アポン・ア・タイム・イン・東京


まだ140ページぐらいしか読んでないのですが、ちょっと前にテレ朝のドラマでやったらしい。


俗っぽいストーリーではありますが、そこには戦後の混乱期に結核で亡くなる父親と、地方の貧しい

家庭が出てきます。


母親は代用教員として働き、飛び抜けて優秀だった長男のために姉は中学卒業後に女工として働き、妹も

中学卒業後に直ぐに女工として働き、食べるだけがやっとの家族が中学卒業後に東京に集団就職するのが普通の長男を高校へ進学させる。


家族全体がこの長男に全てを賭けた。


長男は学区外の進学校に進み、東大文科一類に入学する。


物語は2000年辺りの話らしいので、この長男は主人公ではなくて、主人公の妻の父親か

その辺の話なのでしょうけど。


飛び抜けて優秀だった男性の話として頭に残してもらって。


次は内田樹のブログです。

教化的ということについて

http://blog.tatsuru.com/2011/01/04_1147.php

世界的なレベルのコンクールに出たり、ハーバード大学に留学できる可能性を自分のうちにすでに感知しており、この記事によってさらにやる気になりましたという高校生がいったい高校生の何パーセントいると彼らは思っているのだろうか?
0・1パーセント以下だと私は思う。
99・9パーセントの高校生は正月早々厭な気分になる。
ハーバード大学の学費は年間35000 ドル。四年で14 万ドルである。
年収6万ドル以下の家庭の子供は学費寮費無料と記事にはあるが、その奨学金のハードルがどれ
くらい高いかについては何も書いていない。
ずば抜けて勉強が出来るか、勉強もできかつ親が十分に金持ちであるか、どちらかの条件を満たしていなければ、この記事に載るような身分には手が届かないのである。

要約すると、飛び抜けて優秀か、勉強が出来て親が金持ちでないとある層には行けないって話です。

この前に食事したときに、今游んでいる子と学生時代の成績の話になって余りの認識の違いに

ビックリした事があった。


小学校の時の成績で。


その子にとって、公立の小学校のクラスで10番ぐらいは、普通に賢いと思ってるんだってね。


40人クラスの10番。


自分自身も一番ではなかったけど、クラスで一番ぐらいでもある層には届かない。


東大の定員が3000人、京大の定員が3000人。

国立の医学部の定員が5000人(一県に一医大で定員100人で概算)

その他、一橋とか東工大とか。


多分、1万5000人ぐらいが同世代の優秀な人間の数。

同じ学年に生まれた人間が150万人だとすると。


やっぱり1%クラブ。


その中には優秀さだけなら、上位10%なのに親が金持ちだから1%クラブに入ってくる奴が

9割ぐらいいる。


貧乏でも、地頭の良さとガッツでその辺をものともしない人間は0.1%クラブ。


これがび抜けて優秀な層の定義だと思う。


学歴至上主義の話ではなく、普通にこの0.1%クラブの子供でなければ、親が貧乏なら子供も貧乏だよな。芸能人になったりプロ野球選手になるのは0.001%クラブだしね。

公立の小学校でクラスの10番の子供じゃ、箸にも棒にもかからないってどうやってこの女に理解させるのかが難しい。

それは男女差もあるのかもしれません。

女子高でクラスで10番目の可愛さの女性なら、それなりの人生が待ってそうですからね。

1%クラブに入れば、その後の競争は富士サファリパークの中での競争だけど。

入れないと、アフリカのサバンナでの弱肉強食になってしまう。


2011-01-06 ちきりん最初の職業選び

http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/

これを読んで、ちきりんって単なる天然?という思いを強く持った。

サバンナでの弱肉強食は、強いものが勝つっていう世界でなくて。

理不尽な世界なんだよな。

親が望む子どもの性別は、最近女の子が欲しいというのが多いらしい。

それは、女の子の方が友達親子でいられるとか、介護の面倒を見てもらえるとか以外に。

今から生まれてくる男の子は、1%クラブに入れなかったら。

生きていくこともサバイバル。

結婚出来るかもサバイバル。

就職できるかもサバイバル。

イメージ的にはサバンナのシマウマのような人生が待っている。

生まれてくる子供は、俺も女の子が良いな。

生まれてくる男の子が1%クラブに入れると夢見るより、クラスで10番目ぐらいの可愛さの女の子が生まれてくることを望んだほうが現実的だし。