松本龍チームドラゴン隊長が大臣を辞めるときに次のように述べた。


粗にして野だが卑ではないと自分自身について言った。


城山三郎の小説『粗にして野だが卑ではない―石田礼助の生涯』からのパクリだけど。


卑しいというのを調べてみると。


[形][文]いや・し[シク]
身分・社会的地位が低い。「―・い身」
品位に欠けている。下品だ。「―・い言葉遣い」「根性が―・い」
貧しい。みすぼらしい。「服装が―・い」
飲食物や金銭に対して貪欲である。さもしい。「口が―・い」「金に―・い」
つたない。とるに足りない。

松本龍のような奴が大臣にをやるぐらいだから、日本が終わっても仕方ないなと思ったけど。


あながち松本龍元大臣の使い方も間違いじゃないなと思った。


粗暴で野蛮人風の外見だけど、社会的な地位は高いよと松本龍元大臣は言いたかったのですね。


中堅ゼネコンの松本組の本筋だし。


同和とはいえ、上流階級と言えば上流階級だよね。


大臣にならなくても。


粗にして野ではあるが卑ではない
だと思うよ。

http://news.livedoor.com/article/detail/5688732/


そうだと言っている元議員もいるしね。


白痴美で書いたけど、言葉に対する僕の個人的な理解じゃ。

http://ameblo.jp/randtkikaku/entry-10945136826.html


粗にして野だが卑ではないと使った場合の、卑は。


品位とか身分とかの事じゃなくて。


大局観のことだと思うけど。


それも利己的な大局観じゃなくて、利他的な大局観だと思うけど。


大臣が卑ではないと言えば、それは日本国国家だけでなく隣国を含めた大局観で考えているってことだし。


国会議員が卑ではないと使えば、選挙区以外の全体(日本国)を含めた大局観を持っているという意味だし。


トヨタの社長が卑ではないと言えば、それは自動車業界以外の利害を考えた大局観があるという意味だし。


専業主婦が卑ではないと使えば、自分の旦那、子どもだけが幸せであれば良いというレベルではないと言う事で。


その立場により、求められるレベルは違うけど。


それが粗にして野だが卑ではないと使ったときの卑


松本龍チームドラゴン隊長の使い方は、情けは人の為ならずを。


人に情けをかけてはいけないと理解しているのと同じで全く逆の意味で使っている。