商売は儲けようと思えば思うほど儲からなくなる

時々ですが、商売を何故するのか理由を聞かされる事が有ります。

その際に、「お金が欲しいから」とか「儲けたいから」って答えを聞けば

私は思うんですね。

この人は成功しないな。。。と。

何故か・・・

答えは簡単で、そのような動機で商売をされる人は、完全な自己中だからです

自己中とは、自己中心的な言動をします。

つまり、商売で儲けたい、お金持ちになりたいって強く思う気持ちには

お客様への奉仕的精神が不在となり

顧客第一主義では無く、自分の儲け第一主義者となるのです。

当然ですが、その想いが経営の端々に出て来ます。

それを見逃さない顧客は居ません。

だって、顧客も自己中だからです(笑)

顧客の自己中とは、お金を支払う以上、「損したくない」・「楽しみたい」

「喜びたい」・「気持ち良い接遇をして欲しい」・「満足したい」等々と願っています

例えば、飲食業において考えるなら、儲け第一主義者が経営すれば

以下のように考えます。

「いかに仕入れコストを下げ、人件費を低くして儲けれるか・・・」

あるいは

「いかに、顧客を騙して儲けるか・・・」等々。

そこには、顧客への「愛」「思い遣り」等々の与える気持ちが欠けています。

ですから、料理の品質と味が落ち、極論ですが商品単価も値上がりします。

その結果、顧客は、そのような飲食店を見限り、他所に移って行くのです。

これは、飲食業に限らず、全ての商売に共通する考え方であり現実です。

商売される時の動機は、本当に大事です。

ちなみに、私が商売を遣ろうとした時の動機は、「自分らしく生きたい」

でした。

そして、自分の性格を鑑み、「自分は商売する以外に幸せにはなれない」

と言う強い信念であり覚悟でした。

誰しも内心、お金持ちになりたい!って気持ちをお持ちでしょう。

でも、お金は顧客に奉仕する事により、後から付いて来るものです

ですから、顧客第一主義を本当に実践された人には、そのご褒美として

金銭を頂戴出来ます。

よって、特に創業経営者で結果としてお金持ちになった人は、それだけの

努力をしたと認めれるのです。

お金持ちになるには、その動機が最も大事って事を少しでもご理解して頂ければ幸いですm(__)m

本日の格言

「顧客からの信用・信頼を失った会社は自然に衰退し消滅して行く」

「商売で儲けたいなら、まずは顧客満足を追求せよ」

「お金持ちに対して嫉妬・反発するようでは、負け犬の遠吠えと同じである」

「お人好しの人格者では、商売が上手く行かないものである」

「お金持ちは、それ相応の努力をした結果、成れるものである。ただ、その人が人格者かどうかは別問題である」



上記は僕が大好きなブログの一つです。

勝手に引用してすいません。

お金を儲けたいという人は、成功しないなって思うということに共感する。

それは自己中な禁忌ワードだよね。

専業主婦になりたいってのと同じ。

それって単に楽したいって話じゃん。

顧客を満足させ、結果自分が潤うって思えるのが知性だし。

専業主婦になりたいと思っても、その表現形は違う形になることが知性だよね。

あと、この手の話しでいつも思うことは。

成功者バイアスの話が抜けている。

金儲けがしたいと思う奴は成功しないことは確実だけど。

顧客満足度を目指せば、必ず成功するわけじゃないってこと。

サラリーマンで言えば、顧客満足度を目指すってのは有名大学を卒業したぐらいのもんで。

その後、出世するかは競争でしょう。

そして一番重要なのが運だと思う。

プロ野球選手でも、もう一度人生を同じ条件でやり直したら。

同じようにプロ野球選手になれるのは半分以下だと思う。

出世するかどうかが運不運なのは理解できるだろうけど、東大法学部に入るかどうかでさえ。

同じ条件で人生をやり直したら、半分以上は東大法学部に入れないと思う。

それ程、出会い、環境などの要素が大きいと思う。

子供にあなた達の人生を最も影響与えるものは運ですとは言えないよな。

努力は必須だけど、それだけでは十分じゃない。

でもその残酷さが人生だし、それがたった一度の人生を深いものにしていると思うけど。